第20回Wリーグ プレーオフ
キャプテンたちの意気込み

2019年02月20日



文と写真:hangtime/写真提供:Wリーグ

190218Wリーグ
©WJBL

=第20回Wリーグ プレーオフ=
[セミファイナル]
2月23、24日@スカイホール豊田(愛知県豊田市)
13:00 JX-ENEOS(1位) ‐ デンソー(4位)
15:00 トヨタ自動車(2位)‐ 三菱電機(7位)
2月25日@スカイホール豊田(愛知県豊田市)
17:00 JX-ENEOS(1位) ‐ デンソー(4位)
19:00 トヨタ自動車(2位)‐ 三菱電機(7位)
※2戦先勝方式。1勝1敗の場合のみ25日に開催。なお1試合の場合は19:00より。

[ファイナル]
3月2、3日@大田区総合体育館(東京都大田区)
13:00  セミファイナル勝者
※2戦先勝方式。1勝1敗の場合のみ3月4日に開催。但し、試合開始は19:00より。

 第20回という節目を迎えたWリーグは、上位8チームによるプレーオフ真っただ中。2月16日に、5~8位のチームが一発勝負のセミクォーターファイナルを戦い、勝ち上がったのはトヨタ防縮サンシャインラビッツ(6位)と、東京羽田ヴィッキーズ(8位)。翌日(2/17)のクォーターファイナルは4位のデンソー アイリスが東京羽田と、3位の三菱電機コアラーズがトヨタ紡織と対戦した。

 この2試合は3点差、4点差の大接戦で、会場の秋田県立体育館は熱気に包まれた。激戦を制したのはともに上位のチームで、今週末から始まるセミファイナルの対戦カードが決まった。

 セミファイナルを前に、出場する4チームのキャプテンが集まって記者会見が行われた。対戦カードごとにインタビューに答え、記者からの質問に答えながら、記念すべきシーズンの覇者を目指す意気込みを語った。

JX-ENEOS 吉田
吉田亜沙美(JX-ENEOSサンフラワーズ #12)

 「今シーズンからスターターが2人代わり、フィットしないままレギュラーシーズンを戦っていましたが、皇后杯優勝を果たしたのはチームにとって自信になりました。(その後、レギュラーシーズンでは)富士通さん、トヨタさんに負けましたが、少し気持ちの緩みがあったと思います。これからのセミファイナル、ファイナルに向けてしっかり気持ちを作って臨みたいと思います。

 相手のデンソーさんは髙田選手が中心のチームですから、そこを抑えるのは当然ですが、アウトサイドにも良い選手がいます。3Pシュートも入るチームで、インサイドもアウトサイドも素晴らしい選手がいますから、キープレーヤーを絞るのは難しいですが、髙田選手を中心に守っていかなければならいと思っています。

 自分のチームで成長したのは梅沢カディシャ樹奈。今年は試合に出始め、インサイドのプレーの幅が広がっています。個人的に、ポイントガードの藤岡麻菜美にもう少し頑張ってもらえればと思っています。

 チームの目標である二冠達成のため、目の前の試合を1つ1つ勝ち切ることが重要ですから、全力で相手にぶつかっていきたいと思います」

デンソー 髙田
髙田真希(デンソー アイリス #8)

 「今シーズンは出だしから自分たちのバスケットができませんでしたが、シーズン後半に入り、ようやく選手個々の役割、チームの中で自分の役割というのが明確になって、自分たちのバスケットができるようになったと思います。クォーターファイナルは厳しい試合で、なかなか自分たちのリズムになりませんでしたが、我慢して勝つことができたのは良かったと思います。我慢することや、厳しい状況でも耐えられる力を発揮したいと思います。

 セミファイナルはJX-ENEOSさんと対戦しますが、特にレギュラーシーズンの1戦目は出だしが悪く勝負が決まってしまいました。とにかく出だしが大事だと思っています。スタートで出てくる選手だけでなく、ベンチメンバーも素晴らしい選手ばかりで、的を絞るのは難しいですが、吉田選手が入ることによって流れが変わりますから要注意。マッチアップする渡嘉敷来夢選手は、自分がしっかり守りたいと思います。

 自分のチームではベンチから出てくる田村未来がガッツあふれるプレーで、クォーターファイナルでも最後の良いところで3Pシュートを決めてくれましたから、今は彼女の調子が良いと思っています。全員がしっかりと自分たちの役割を徹底し、良い結果につながるよう、良い準備をして臨みたいと思います」

トヨタ自動車 三好
三好南穂(トヨタ自動車アンテロープス #12)

 「ヘッドコーチが代わり、新しいバスケットになりました。なかなか上手くできず、日本代表の合流が遅れたり、シーズン当初はケガ人も出たりして苦しみました。ようやく年明け頃から競った試合を勝ち切れるようになり、選手は自信を思ってプレーできるようになっています。良い状態でセミファイナルを迎えられると感じています。

 まずはディフェンス。相手のやりたいことをさせず、自分たちが得意の速い展開に持ち込みたいと思います。クォーターファイナルがなかったので、試合勘では劣ってしまうかもしれません。今週の練習をハードにやり、出だしから良いプレーができるようにしたいと思います。

 対戦する三菱電機さんで警戒するのは渡邉亜弥選手。オフェンスの起点になり、得点もアシストもします。ディフェンスでは常にスティールを狙ってくるので、彼女を抑えられるかどうかがポイントになると思います。ウチのチームでは馬瓜エブリン、長岡萌映子、水島沙紀が中心なので、そこを注目していただきたいのと、成長が感じられるポイントガード、安間志緒のプレーを見ていただけると嬉しいです。気持ちで負けず、バスケットを楽しみながらセミファイナルで2勝できればと思います」

三菱電機 小菅
小菅由香(三菱電機コアラーズ #9)

 「昨シーズンは勝てなかった相手に勝てたり、競った試合で勝つことができたり、若手選手も声を出してチームを鼓舞するなど、チームとしてとても成長できた一年だと感じています。セミファイルも40分間、自分たちバスケットを遂行すること。リバウンドが勝負になると思いますから、そこは負けないようにしたいと思います。

 トヨタ自動車さんは選手1人ひとりの能力が高く、誰か1人に絞るのは難しいですが、馬瓜エブリン選手が波に乗るとチームにも勢いがつくので、彼女にはやりたいことをやらせないよう、みんなで守っていきます。

 今スタートで出ているポイントガードの川井麻衣、フォワードの根本葉瑠乃、センターの西岡里紗が苦しい場面で得点を取りにいき、ディフェンスで諦めず最後までルーズボールを追いかけるなど、この1年で成長しました。ぜひ見ていただきたいと思います。

 セミファイナルという舞台を楽しみながら、自分たちのバスケットをしっかり表現し、優勝という目標に向かって、チーム一丸となって戦っていきたいと思います」

=第20回Wリーグ プレーオフ=
[セミクォーターファイナル]
2月16日@秋田県立総合体育館
富士通(5位) ●79‐81○ 東京羽田(8位)
豊田紡織(6位) ○76‐72● シャンソン化粧品(7位)

[クォーターファイナル]
2月17日@秋田県立総合体育館
デンソー(4位) ○69‐66● 東京羽田
三菱電機(3位) ○70‐66● トヨタ紡織