アジア大会で不祥事を起こした4選手
1年間の公式試合出場権はく奪の処分が決定

2018年08月29日



文と写真:hangtime

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 日本バスケットボール協会(JBA)が、「第18会アジア競技大会」における男子日本代表チームの不祥事についての会見を行った。

 会見には三屋裕子JBA会長と大河正明JBA副会長/B.LEAGUEチェアマンの他、裁定委員会で委員長を務める伊藤鉄男弁護士、合田雄治郎弁護士、渡邉健太郎弁護士が出席。大会期間中に不祥事を起こした永吉佑也(京都ハンナリーズ)、橋本拓哉(大阪エヴェッサ)、佐藤卓磨(滋賀レイクスターズ)、今村佳太(新潟アルビレックスBB)4選手の、1年間(2018年8月29日~2019年8月28日)の公式戦出場資格はく奪の処分を発表した。公式戦にはJBAが主催する日本代表戦、天皇杯、そしてB.LEAGUE、EARLYCUPが含まれる。

 あわせて管理監督責任として、フリオ・ラマス日本代表ヘッドコーチ、エルマン・マンドーレと佐古賢一両アシスタントコーチへの厳重注意、三屋会長の3カ月間の10%減棒、大河副会長と田中道博JBA専務理事、東野智弥JBA技術委員長の2カ月間の10%減棒も発表された。

 また、大河副会長は、今回の件は日本代表招集中のことであり、B.LEAGUEとしては追加の処分は行わないとした。

 三屋会長と大河副会長、裁定委員会は、4選手の「再起」を望んでいるとのこと。4選手が起こしてしまったことについて事実を認め、反省し、処分を受け入れる姿勢を見せていること、そして、4選手が若く、将来のあることが理由だ。三屋会長も大河副会長も、選手が自ら反省し、出場停止中に何を為すのかを、各所属チームとコミュニケーションをとり、フォローしていくとした。

 さらに、大河副会長はこうした不祥事の再発防止に向けた、今後の体制と取り組みの強化についても述べた。「JBAとしては指導者にアプローチする」とし、その中で短期的には日本代表選手や指導者、スタッフに向けた行動規範の研修、育成プログラム参加者への研修を行うこと、中長期的には信条や約束を策定し示すことと指導者向け研修の実施を挙げた。また、「B.LEAGUEとしては選手にアプローチする」とし、短期的にはチェアマンが自ら全国を回って追加研修を実施すること、中長期的には現在行っているメンター制度の強化と、チームのオーナーやヘッドコーチへの研修も行っていくという。

JBAの処分発表を受けて、各所属チームでの4選手の処分も発表された。
京都ハンナリーズ:永吉佑也所属
・出場停止期間中の減棒
・社会奉仕活動への無期限従事

大阪エヴェッサ:橋本拓哉所属
・教育研修の実施
・社会奉仕活動への従事
・報酬の減棒

滋賀レイクスターズ:佐藤卓磨所属
・教育研修の実施
・社会奉仕活動への従事
・公式試合への出場権はく奪期間中の減棒

新潟アルビレックスBB:今村佳太所属
・無期限の社会奉仕活動活動への従事
・報酬の自主返納