NBA挑戦に手応えもあった馬場雄大
来季の本契約獲得へ意気込み

2020年05月09日



文:川西祐介/画像:B.LEAGUE
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 9日のB.LEAGUE AWARD SHOWにて“BREAK THE BORDER賞”を贈られた馬場雄大が、配信後にオンライン記者会見を実施した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3月中旬よりNBAのシーズンも中断。そのマイナーリーグであるGリーグもシーズンが途中終了となり、ダラス・マーベリックス傘下のGリーグチームであるテキサス・レジェンズの一員であった馬場のチャレンジ1年目も終わった。

 馬場はレジェンズで41試合出場、うち5試合で先発出場を記録。平均6.3点、2.6リバウンド、1.2アシストという成績を残した。この1年目の挑戦について馬場は、「プレータイムをもらえない期間、逆に試合に出させてもらえている期間、両方体験できました。時間をもらえていない時はプレーについて考えることもできましたし、試合に出た時は自分のパフォーマンスも発揮できた部分もあったので、1年目にしてはいろんな経験ができました。満足はしていませんが、次につながる1年だったという部分では良かったと思います」と自己評価した。

 自分のパフォーマンスで手応えを感じた部分には、「もともと得意としていた、ディフェンスからボールを奪っての速攻、ダンクというプレーが、最初は相手のプレーの質が違うこともあって苦労したんですけど、時間を重ねることで出せるようになったこと。アウトサイドシュートについても少しずつ確率を上げることができたこと」を挙げた。

 来季以降、NBAの本契約を勝ち取るために、「すべての技術を向上させないといけないと思っていますが、ひとつ挙げるならフィニッシュの強さ。アウトサイドシュートの確率が上がった分、相手ディフェンスがつめてくる場面も増えたので、それをかわしてドライブした時に自分よりサイズの大きな選手が来てもシュートを決めきることができたら、ヘッドコーチも使いやすい選手になると思う」と、中に切れ込んでの決定力という課題の解消に取り組みたいとした。

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 2年目に向けては、「1年目はそのリーグを知る期間、そして2年目は結果にこだわるということが、僕のバスケ人生で大切にしてきたことなので、来季NBAとの契約を勝ち取ることを求めてやっていきたい」と、豊富を語ってくれた。

 言葉も十分に話せず、意思疎通ができない中でバスケをプレーできず、くさっていた時期もあったという。しかし、その時に「自分に何があるのか見つめ直し、ゼロから挑戦する気持ちを思い出しました。それから初心に戻って、バスケに真摯に向き合うことで、コーチを含めてまわりからの信頼を得ることができた」と、夢に向かう努力を積み重ねることができる馬場ならば、必ずB.LEAGUEからNBAというチャレンジを達成してくれるはずだ。