来季のクラブライセンス交付結果発表
B1昇格は信州と広島

2020年04月24日



画像:B.LEAGUE

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 B.LEAGUEは4月24日の臨時理事会で、B1、B2のクラブライセンス判定を行い、交付の結果をオンライン会見にて大河正明チェアマンが発表した。

 B1クラブライセンスについては、2019-20シーズンにB1に所属した全18クラブと、B2所属クラブのうち、仙台89ERSと茨城ロボッツ、群馬クレインサンダーズ、信州ブレイブウォリアーズ、広島ドラゴンフライズ、熊本ヴォルターズの6クラブ、合計24クラブに交付された。

 そして、B2クラブライセンスは、今季B2に所属したクラブの中から、上記6クラブと東京エクセレンスを除いた11クラブ、そしてB3所属クラブのうち、岩手ビッグブルズと埼玉ブロンコス、トライフープ岡山、佐賀バルーナーズの4クラブ、合計15クラブに認められた。

 これによって、注目されていたB2からB1への昇格クラブについては、シーズン終了時点での勝率上位2クラブである、信州と広島の両クラブに決まった。

 また、東京EXのB2クラブライセンスの申請が不受理となったため、B3リーグでレギュラーシーズン1位となり、B2クラブライセンスが交付された佐賀バルーナーズがB2へ昇格する。

 これらの昇降格を受けての、2020-21シーズンのB1・B2クラブの地区分けについては、下記表の通り。

地区分け(B1)

 B1東地区所属10クラブには、元々激戦区であった今季の東地区6クラブに、中地区優勝の川崎ブレイブサンダースも加わることになり、さらに熾烈な戦いとなることが予想される。

 反対に西地区には、B1初参戦となる昇格組の信州と広島の両クラブが加わることになった。この2クラブがどこまでB1クラブ相手に戦うことができるのか、注目したい。

地区分け(B2)

 B2東地区には元々の東地区6クラブと、越谷アルファーズとアースフレンズ東京Zの合計8クラブで編成された。西地区は、B3から昇格してきた佐賀が加入。同じ九州勢のライジングゼファー福岡がかつて成し得たように、最短でのB1昇格にチャレンジする。

 さらに、来季終了後の昇降格についても発表された。B2からB1へは自動昇格が2枠。B1からB2への降格はなし。B2からB3への降格と、B3からB2への昇格はともになしとなった。そのため、2021-22シーズンについては、B1が22クラブ、B2が14クラブでの開催になる。

 こうした編成とすることについて、大河チェアマンは、「2回の理事会でかなり議論し、その中で、来季は耐えるシーズンであると判断しました。B1B2のすべてのクラブが破綻しないための、ベターな選択を模索した結果です」と話した。

 ただし、その結果、B3所属クラブは1シーズン昇格のチャンスがなくなる。これについては、「B2からの降格がなくなってもB3からの昇格を認めるのかというのは大変議論しました。しかし、B1B2の合計クラブ数が増えることになると、各クラブへの配分金が減ることや諸々の経費が増えることになり、クラブとリーグにとって負担が大きくなってしまう。そのため、断腸の思いでB3からの昇格はなしという判断になりました」と難しい決断であったことを吐露した。

 なお、B1のクラブ数は、2022-23シーズンと2023-24の2シーズンを経て、18クラブに戻すことも決められたという。ただし、その方法については、これからも検討するとのこと。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、2019-20シーズンが途中で終わってしまったことは、各クラブの経営面に大きな影響を及ぼした。また、今現在来季は10月開幕を予定されているが、これについても今後の状況次第では変更もあるかもしれない。また、試合数も60試合から減ってしまう可能性もあるし、開催されても無観客となるかもしれない。

 いろいろな可能性がある中で、それでも来季の優勝を目指して各クラブは準備、チーム編成をしなければならない。かなりイレギュラーなことで、その判断は相当難しいものになることは間違いない。だからこそ、ファン・ブースターにとっては応援のしがいがあるし、いつもと違うシーズンが楽しみでもあるのだが……。

 まずは、10月。B.LEAGUEの新たなシーズンが開幕し、多くのファンが楽しめて、そして選手が思い切りバスケができる場所が帰ってくることを願いたい。