B.LEAGUEがB1・B2リーグ戦
95試合の中止を発表

2020年03月17日



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 B.LEAGUEは、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、2020年3月20日から4月1日にかけて開催を予定していた、B1とB2のリーグ戦、95試合の中止を決定した。対象となるのは、B1が第29節(18試合)、第30節(9試合)、第31節(18試合)、第32節(9試合)。B2は第27節(代替試合、5試合)、第29節(18試合)、第30節(18試合)だ。いずれも、3月11日に無観客での開催を発表した試合になる。

 リーグとしては、コロナウイルスの感染拡大によって、閉塞感のある日本の現状に対し、映像を通してでもバスケによって元気を伝えたいという考えで、無観客でのリーグ戦の実施に踏み切った。この決定自体に、ファンやスポンサーからは歓迎の声も聞かれたという。

 しかし、実際には、14日と15日に無観客で行われた試合のうち、14日のB1の川崎ブレイブサンダースとレバンガ北海道の試合、15日の同じくB1の千葉ジェッツと宇都宮ブレックスの試合が中止になり、B2の東京エクセレンスとFイーグルス名古屋の試合が、開始時間を遅らせての開催となった。いずれも、選手や審判、動画撮影スタッフに微熱のあった者がいたための対応だった。症状自体は当初の無観客試合実施について、B.LEAGUEが定めた行動指針においては、中止にあたらない範囲のものではあったが、他の選手やスタッフの健康と安全を考えて、このような決断になったという。

 リーグとしては、無観客試合を行うにあたって、行動指針をしっかりと準備、作成していたが、それを超える想定外のことがこの2日間の間でも起こってしまった。とくに、川崎-北海道が中止になったことが、他会場の選手やスタッフに与えた心理的な影響が大きかったようで、そのため、日曜日の試合前には大河正明チェアマン自ら、田口成浩選手会会長に電話をかけ、選手達の本音についてのヒアリングを行った。また、クラブとも意見交換し、まずは日曜日の試合は万全を期して実施し、その上で、月曜日(16日)以降に、今後のリーグ戦開催について再度話し合うことを決めたという。そして、16日には複数の選手らと意見交換し、17日の臨時実行委員会には田口選手会長にもオブザーバーとして参加してもらい、最終的には各クラブの実行委員と大河チェアマンによって今回の決定がなされた。

 リーグ戦の再開の基準について訊かれた大河チェアマンは、「選手とクラブ、リーグが一枚岩になることが最低条件。全員が納得して試合ができると判断できる、行動指針を作り上げることを目指し、それができて、全員が”再開しましょう”となれるように、しっかりとコミュニケーションをとって決めていきたい」と答えた。

 95試合については中止が決定したが、今シーズン全体については、今日の時点では”中断”となっている。今後のリーグ戦の再開、またポストシーズンの実施などについては、情勢を見て判断される。