つかの間のオフ、NBAでパワー補給
日本代表定着をめざす馬瓜エブリン

2018年04月13日



協力:WOWOW/写真提供:WOWOW、大澤智子

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 3月25日、第19回Wリーグが閉幕した。引退を表明していた大神雄子キャプテンを中心に、日本代表経験者を揃えたトヨタ自動車アンテロープスは、今年こそと強い思いを込めて“打倒! JX-ENEOSサンフラワーズ”に挑んだが惜しくも3位となり、悲願は持ち越しとなった。

 激戦を終えた選手たちはオフを迎え、思い思いの時間を過ごすのだが、「2018年度女子日本代表チーム 日本代表候補選手」入りを果たした選手たちはそうはいかない。『FIBA 女子ワールドカップ2018』を控え、新たな戦いが待っているが、馬瓜エブリンもその1人。

 つかの間のオフ、WOWOWで放送中のNBAバスケットボール17-18(インディアナ・ペイサーズvsトロント・ラプターズ)にゲスト出演した彼女はとても楽しかった様子で、プレーオフの予想や好きな選手のことなど、笑顔を絶やさず語ってくれた。NBA好きな一面と合わせて、自身の今シーズンのふり返りや日本代表入りについても訊いてみた(取材日:2018年4月7日)。

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NBAは別のスポーツ!?
WNBAはチャンスがあれば挑戦したい

──エブリン選手から見たNBAの魅力を教えてください。
 「魅力ですか!? 同じバスケットをしているはずなんですけど、洗練されたテクニックだったり、空中戦だったりあれだけ見せられると、“やっぱりNBAは違うスポーツなんだ”って思ってしまうところが魅力ですね。それに選手たちが楽しそうにプレーしている。観客にいかにアピールできるか、というのも考えていると思うんです」

──エンターテインメントの要素が詰まっていますね。ご自身もWNBAに挑戦したいという思いがあるのでは?
 「そうですね、いずれそういう機会があるなら行ってみたいです。チャレンジするだけでいい。そこで活躍するかしないではなくて、挑戦するだけでもいいのでトライしてみたいですね」

──NBAを見て参考にしているところや、好きな選手のマネをしてしますか? ステフィン・カリー選手(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)がお好きだということですが。
 「カリー選手はシュートを打つのが速いので、そういう部分を参考にしたいと思っています。少しでもマネできるようにしたいですね。また、番組の中でチームメイトのクレイ・トンプソン選手のカッティングに触れさせていただきました。カッティングでしっかり相手を置き去りにできれば、自分がフィニッシュできなくても(チームとして)スコアは取れるというのを体現しているので、そこはすごく参考になります」

──「シューター」と評される選手を見るようにしているわけですね。
 「自分自身、所属チームではずっと4番ポジションなんですが、サイズがないので日本代表だと3番へコンバートされたり、2番をやったりすることもあります。ですから、そういう選手を見ることが多くなります」

──プレーオフはまだ始まっていませんが、優勝を予想すると?
 「全然わからない(笑)。見たいカードで言うと、ウェスタンはヒューストン・ロケッツvsゴールデンステイト・ウォリアーズで、できればロケッツに勝ってほしい。イースタンだとフィラデルフィア76ers vs クリーブランド・キャバリアーズ……本当はラプターズに勝ってほしい(笑)やっぱり、ラプターズvsロケッツでファイナル」

──ズバリ勝つのは?
 「ロケッツ! もしかしたらキャブズ(キャバリアーズ)になるかもしれないですけど(笑)」

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新しい環境で臨んだWJBL
手応えを感じ、日本代表へ
 

──ここからご自身の今シーズンのことをお聞きしたいと思います。3位という結果でしたが?
 「正直なところ、セミファイナルのデンソー アイリス戦に関しては立ち上がりから良くて、自分のプレーも悪くない……レギュラーシーズンも大事な場面でいい動きができたという自信があったので、“この試合も”って思ったんですが、最後の最後、髙田(真希)さんの経験値にやられてしまったかなという感じです」

──移籍を決意して臨んだシーズンでしたが?
 「『あれ!? 今シーズン移籍したんだよな』って思えるぐらい、本当にチームに馴染んでいました。大神さん始め、まわりの選手やスタッフがフィットしやすいように気を遣ってくださったからですし、プッシュしてくださったからだと改めて感謝しかありません。個人的にスタッツは悪くはなかったし、この調子で続けていきたいと思います」

──東京運動記者クラブ バスケットボール分科会選出の年間ベスト5に選ばれました。この受賞が、今年、来年そして2020年東京オリンピックにつながる自信、大事なきっかけになったのではありませんか?
 「プレータイムが長かったわけではないですし、苦しい試合も多かったんですが、その中でチームの起爆剤的な役割がこなせたのが良かったのかなと思います。東京オリンピックまであと2年、ベスト5に選ばれたというのは気持ち的にもプラスになりますし、これを機にもっともっとレベルアップしなければいけないという気持ちになりました。すごく光栄なことだと受け止めています」

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──今年度の日本代表候補選手の発表がありました。若手も入って刺激になりますね。
 「この3年間ぐらいは代表に入ったり、漏れてしまったりを経験しているので、負けないように頑張りたいと思います」

──つかのオフですが、NBAの試合を見てリラックスしつつ、自分に置き換えて学ぶべきポイントをしっかりチェックするわけですね。
 「そうですね。こんなプレーをしたいな、こういうプレーをしなければいけないなと。ただ楽しむだけではなく、吸収できるところはどんどん取り入れていきたいと思っています」

──今日(4/7)、カリー選手もアメリカ代表候補に入ったというニュースを見ました。なんとしても東京オリンピックに出場したいですね。
 「東京オリンピックの出場が決まり、日本代表に選ばれれば会えるので、そこもモチベーションにしてやっていきます(笑)」

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