ラマス新体制の下、ウルグアイに1勝1敗
『FIBA ASIAカップ2017』へ出陣!

2017年08月01日



写真・吉田宗彦/大澤智子

_DSC0642M.Yoshida

 AKATSUKI FIVE男子日本代表チームは、7月21日(金)に就任会見を行ったフリオ・ラマスヘッドコーチの下、佐古賢一アシスタントコーチらがスタッフに加わり、2020年の東京オリンピックに向けた活動がスタートした。それから約1週間、まだまだ十分な練習時間がない中、7月29日(土)、30日(日)の両日、ウルグアイ代表を迎えて国際強化試合が行われた。

_DSC1560

 結果は、格上のウルグアイ(FIBAランキング26位、日本48位))を相手に1勝1敗。現時点では勝敗云々より、「すべてに改善の余地があり、課題が出たことが収穫」(ラマスHC)というのが正直なところだろう。前日(28日)、メディアに公開された男子日本代表の練習でもチームづくりは初期段階という印象が強かったがそれは致し方ない。

osawa_17-07-29_7                                              T.Osawa

 迎えた第1戦、日本はウルグアイに先行を許し、追いかける展開に終始したが、相手の戦い方に今後の男子日本代表のヒントがあったようだ。それは、スペースを広く使うバスケットで、ピック&ロールとペイント内へのアタックからアウトサイドのノーマークの選手にパスをさばいてシュートを打たせたり、ゾーンディフェンスを織り交ぜながら、(チームとして)ハードに守るというものだった。ロースコアながら個々の持ち味をうまく引き出しながらウルグアイが勝利した。osawa_17-07-29_4

 翌日の第2戦は、日本が前日の記者会見で挙げた反省点を改善して臨むことができた。その反省点とは、例えば「もっとドライブをして、まわりを活かす」(比江島 慎)ことや、「シュート成功率が3Pシュートも含めて低かった」(ラマスHC)ことだった。

 比江島はケガにより一時退場するアクシデントに見舞われながら16得点でMIPを受賞し、篠山竜青らが効果的に高い確率で3Pシュートを決めるなど、72‐57で快勝した。ラマスHCがめざす、「スペースを広く使い、パスをつないでチャンスをつくる」バスケットが垣間見えた試合だった。

_DSC1013                                                M.Yoshida

 このあと男子日本代表はスペイン遠征を経て、8月8日(火)~20日(日)にかけてレバノン・ベイルートで行われる『FIBA ASIAカップ2017』に出場する。初の公式戦で、2020年の東京オリンピック出場につながる、“1勝ずつの積み重ね”をめざしてもらいたい。

◆FIBA ASIAカップ2017 日本代表選手
チームスタッフ
ヘッドコーチ:フリオ・ラマス(JBA)
アシスタントコーチ:エルマン・マンドーレ(JBA)
アシスタントコーチ:佐古 賢一(JBA)
パフォーマンスコーチ:佐藤 晃一(JBA)
パフォーマンスコーチ:阿部 勝彦(JBA)
トレーナー:一柳 武男(JBA)
ドクター:金 勝乾(順天堂大学医学部附属練馬病院)
マネージャー:西村 拓也(JBA)
テクニカルスタッフ:前田 浩行(JBA)
通訳:石橋 潤(JBA)

選手
#0 橋本 竜馬(シーホース三河)
#2 富樫 勇樹(千葉ジェッツふなばし)
#6 比江島 慎(シーホース三河)
#7 篠山 竜青(川崎ブレイブサンダース)
#8 太田 敦也(三遠ネオフェニックス)
#10 竹内 公輔(栃木ブレックス)
#18 馬場 雄大(筑波大学 4年)
#24 田中 大貴(アルバルク東京)
#25 古川 孝敏(琉球ゴールデンキングス)
#34 小野 龍猛(千葉ジェッツふなばし)
#35 アイラ・ブラウン(琉球ゴールデンキングス)
#88 張本 天傑 (名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
※所属は2017年7月25日現在

大会期間
2017年8月8日(火)~8月20日(日)
開催地
レバノン・ベイルート
出場チーム
【グループA】イラン、ヨルダン、シリア、インド
【グループB】イラク、中国、フィリピン、カタール
【グループC】カザフスタン、レバノン、韓国、ニュージーランド
【グループD】日本、香港、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリア
競技方法
・全16チームを4グループに分け、各グループ4チームによる1回戦総当たり戦を行い、予選ラウンド1位から4位を決定する。
・各グループの1位チームは準々決勝に進出する。
・各グループの2位および3チームはベスト8決定戦を行い、準々決勝に進む4チームを決定する。
予選ラウンド(日本)
・8月8日(火) 16:00~ 日本 vs オーストラリア
・8月10日(木) 13:30~ チャイニーズ・タイペイ vs 日本
・8月12日(土) 13:30~ 日本 vs 香港
ベスト8決定戦
#25:グループC2位vs グループD3位
#26:グループD2位vs グループC3位
#27:グループA2位vs グループB3位
#28:グループB2位vs グループA3位
※勝利した4チームは準々決勝に進出。
準々決勝
#29:グループA1位 vs #25勝者
#30:グループB1位 vs #26勝者
#31:グループC1位 vs #27勝者
#32:グループD1位 vs #28勝者
※準々決勝で敗れた4チームは5-8位順位決定戦へ。
準決勝
#29勝者 vs #30勝者
#31勝者 vs #32勝者
3位決定戦
決勝