3x3

3×3 PERMIER.EXE 2017 SEASON
6.24 / 6.25 SHINAGAWA

2017年06月29日



写真提供:3×3.EXE 事務局

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 3×3 PREMIER.EXE 2017シーズンの2週目は大森ベルポート(東京都品川区)が舞台。6月24日(土)はCENTRAL CONFERENCEのROUND.2が行われ、MVPに輝いたライアン・タナのアウトサイドシュートが冴えたCRAYON.EXEが初優勝を飾った。25日(日)はWESTERN CONFERRENCEのROUND.1で、下馬評通りの実力を発揮したTRYHOOP OKAYAMA.EXEが、初参戦のOKINAWA72.EXEを振り切った。

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[6.24(土) CENTRAL CONFERENCE]@大森ベルポート アトリウム
[グループA]
FITS.EXE ○21‐19● AGLEYMINA.EXE
FITS.EXE ○21‐13● TOKYO WINGS.EXE
AGLEYMINA.EXE ○21‐12● TOKYO WINGS.EXE
[グループB]
CRAYON.EXE ○17‐9● YOKOHAMA CITY.EXE
YOKOHAMA CITY.EXE ○21‐20● SUNS.EXE
CRAYON.EXE ●19‐21○ SUNS.EXE
[SEMI FINAL]
FITS.EXE ●17‐22○ CRAYON.EXE
AGLEYMINA.EXE ○22‐12● SUNS.EXE
[FINAL]
AGLEYMINA.EXE ●18‐21○ CRAYON.EXE
[MVP]
ライアン・タナ(#1/CRAYON.EXE)_N8I5589

[6.25(日) WESTERN CONFERENCE]@大森ベルポート アトリウム
[グループA]
TRYHOOP OKAYAMA.EXE ○21‐18● STAMPEDE.EXE
STAMPEDE.EXE ●8‐16○ EXPLORERS KAGOSHIMA.EXE
TRYHOOP OKAYAMA.EXE ○21‐14● EXPLORERS KAGOSHIMA.EXE
[グループB]
WILL.EXE ●16‐22○ ZETHREE.EXE
ZETHREE.EXE ●18‐21○ OKINAWA72.EXE
WILL.EXE ○21‐20● OKINAWA72.EXE
[SEMI FINAL]
TRYHOOP OKAYAMA.EXE ○21‐8● ZETHREE.EXE
OKINAWA72.EXE ○21‐6● EXPLORERS KAGOSHIMA.EXE
[FINAL]
TRYHOOP OKAYAMA.EXE ○21‐16● OKINAWA72.EXE
[MVP]
ゲイリー・ハミルトン(#2/TRYHOOP OKAYAMA.EXE)

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次回の『3x3PREMIER.EXE』2017 SEASONは、
7.1(土)&7.2(日)NAGOYA@オアシス21 銀河の広場(名古屋市東区)
オフィシャルサイト ⇒ http://www.3x3exe.com/

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■3×3 PREMIER.EXE INTERVIEW
 今回は5on5のトッププレーヤーとして活躍した後、新たな可能性を求めてSUNS.EXEを結成し、3×3 PREMIER.EXEに参戦している石田剛規オーナーにお話をうかがった。(聞き手:皆人公平)

──SUNS.EXEは、3×3 PREMIER.EXEの最初のシーズンから参加しています。どういうきっかけだったんでしょうか?
 「当時はまだ現役の選手でしたが、選手であれば突然、戦力外通告を受けるかもしれません。一度引退を経験していることから“アフターキャリア”について考えるようになり、何か自分ができることを見つけたい、将来のために選択肢を広げておきたいという思いがあったんです。その中の1つに、『自分でチームを運営する』というテーマがありました。ただ、5on5となると資金面や環境整備など、個人で担うには限界があります。億単位の運営費を確保しなければなりませんし、アリーナの問題などもすぐにはクリアできません。でも、何か自分でチャレンジできることがあるはずだ……そう考えていたタイミングで、3×3のプロリーグ(PREMIER.EXE)のことを知り、すぐにオーナー説明会に参加しました」

──選手ではなく、あくまで「オーナー」という立場で参加したいという意向だったわけですね?
 「そうですね。説明会で話を聞いて、年会費200万円と加盟金50万円、他に遠征費などを賄うことができればオーナーとしてやっていける、という感触を得ることができました。それから、資金調達の方法を考え、クラウドファンディングにもトライすることにして、“これならいける”と手応えを感じ、所属クラブの東京エクセレンス(当時、NBDL)に相談したんです。3×3 PREMIER.EXEのシーズンは夏ですし、僕の活動が東京エクセレンスの集客に結びつくかもしれないということで賛同を得ることができました。スタートするにはいいタイミングでしたね。現役選手でありながら、視野を広げることができたと感じています」

──運営はゼロからのスタートです。手応えは感じつつも、実際に運営するとなると苦労することもあったのでは?
 「苦労はありましたし、不安でしたね。実際に目標の金額に届かなければ自分で何とかするしかありません。持ち出しは覚悟の上でした。毎年、営業活動をし、スポンサーの確保に努めています。少しずつですが活動の認知も広がり、集まる運営資金も増えてはいます。それが十分な金額かといえばまだまだで、不安がすべて解消されるわけではありません。でも、手応えは年々確かなものになっています。当初200万円を目標に置き、200人の支援者を集めようとスタートしました。そうすれば、安定してチームを維持できると思ったからです。そういう発想でしたから、できるだけたくさんの人を巻き込んでチームを運営しようというのがベースになっています。その発想が浸透すればするほど、事業の安定化につながり、さまざまな挑戦ができるはずです。徐々にですがマネタイズ(収益化)の発想も広がり、不安が解消されつつある、という段階まできたと思います」

──運営スタッフも増えていますか?
 「個人でスタートしましたし、僕はバスケットしかやってこなかった。一人では多くのことはできないのでさまざまな分野で協力してくださる方がいます。3人でスタートし、現在は9人のスタッフがいます。人が増えればアイデアや夢も大きくなっていくのですが、さてどこまで実現できるのか、と新たな悩みというかチャレンジが増えています(笑)」

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──当初から、3×3がオリンピック種目に採用されるかもしれないという期待感はありましたか?
 「説明会の際にも聞いていましたし、僕自身、U24の日本代表としてユニバーシアード大会を経験しています。特に、閉会式で各国の代表選手が笑顔で集った光景が忘れられません。その印象が強かったので、どこかでオリンピックに絡む活動ができればいいな、そう思い続けていました。ただ、選手で、となると難しいだろうと感じていましたから、どんな形であれ、オリンピックや国際試合の魅力を伝えるお手伝いができればいいなと考えていたんです。それが、この3×3 PREMIER.EXEへの挑戦につながっています。大きなモチベーションでしたし、正式に決まったというニュースを聞いてうれしかったです。今まで以上に注目されるようになったのは本当にうれしいですね」

──「湘南」をホームタウンに決めたのはどうしてですか?
 「通っていた大学(慶應義塾大学)のキャンパスがあり、少し土地勘があったことと、湘南は夏のスポーツは盛んだけど、冬は閑散としてしまうイメージがあったので、バスケという秋から冬、春にかけてのアリーナスポーツがハマるかな、と。事前に住民の方にアンケートを取りましたが、とても好感触でした。ただ、最初に実現したのが3×3で、夏のスポーツで(笑)アリーナスポーツは少し先になるかもしれませんが、3×3がきっかけでB.LEAGUEのクラブがホームを構えるようになればいいですし、SUNS.EXEが成長してそうなるかもしれません。バスケカルチャーが根づくきっかけを、SUNS.EXEがつくりたいと思っています。“湘南”はネームバリューがあるので、さまざまな可能性があります。8月5日、6日には地元の『テラスモール湘南』で、3×3 PERMIER.EXEが開催されます。多くの人が集まる場所ですから、『湘南にSUNS.EXEというチームがある』というのを知っていただく機会にしたいですね。将来的には海岸沿いのロケーションを活かした大会の開催や、子どもたちが気軽にバスケを楽しめる場所の整備などにもつなげていきたいと思っています。地元に密着した活動を続けながら、たくさんの人たちと一緒に、バスケを通して夢を膨らませたいと思っています」

石田

石田剛規(いしだ たかき)
1982年9月25日生まれ、茨城県出身。日立第一高から慶應義塾大学に入学(4年時インカレ優勝)。トヨタ自動車アルバルクを経て、東京エクセレンスに所属(2017-18シーズンよりヘッドコーチ就任)。